正規分布

統計学で最も用いられる確率分布

とりあえず正規分布を描く

正規分布の確率密度関数を生成するにはdnorm()を使用します。引数のmeansdで、平均と標準偏差を指定できますが、指定しない場合は標準正規分布(平均0, 分散1)となります。

dnorm(x, mean=0, sd=1)
引数 説明 初期値
x クオンタイルのベクトル
mean 平均 0
sd 標準偏差 1

プロットする場合は、curve()関数を使います。-4から4までの範囲で、表示させたい場合は、以下のようになります。

> curve(dnorm, -4, 4)

dnorm sample

確率密度関数を描く

正規分布の確率密度関数を生成するにはpnorm()を使用する。 引数はdnorm()と同様である。

>curve(pnorm, -4, 4)

pnorm sample

得られたデータの正規分布曲線を描く

サンプルとしてirisのSepal.Lengthを使用する。

> sample <- iris$Sepal.Length

サンプルから平均と標準偏差を求める。

> sample.mean <- mean(sample)
> sample.sd <- sd(sample)

得られた平均と標準偏差を用いてdnorm()で確率密度曲線を描く。

> curve(dnorm(x, mean=sample.mean, sd=sample.sd), 3, 9)

dnorm sample

See Also

dnorm()の使い方

正規分布の確率密度を算出する関数

ベクトルの集合演算

ベクトルの和集合・積集合・差集合・相当な集合

lambda式

無名関数を定義する

集合

重複しない要素の集まり

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