関数を定義する
自分で関数を作成するにはfunction()
を利用します。
自作関数名(下記の例ではadd
)に代入する形で使用し、( )
内に、引数を記述します。
関数での処理は{ }
内に記述します。
add <- function(x, y) { temp <- x + y return(temp) }
デフォルト引数
自作関数の引数に、デフォルト値を指定することができます。
デフォルト値が指定された引数は、実行時に値を渡さなかった場合、デフォルト値で処理が行われます。
> add <- function(x = 10, y = 20) { + temp <- x + y + return(temp) + }
> add(10)
[1] 30
返り値
自作関数の返り値はreturn
もしくはinvisible
で定義します。
どちらかが使用された時点で、自作関数は終了します。定義しない場合は、自作関数内の最後の行が実行された結果が出力されます。
エラー
stop()
warning()
try()
テスト
testthat
パッケージを参照assertthat
ドキュメント
.RD
ファイル
関数を定義する際に、考慮したいこと
- 何をするための関数か
- 引数の定義
- 返り値の定義
- 引数が欠損値の場合の処理
- 引数の値が
0
の場合の処理