SSH (Secure shell)は、ネットワークを介して別のコンピュータにログインし、リモートでコマンドを実行するためのプロトコルです。
SSHを使用すると、セキュリティを確保しながら、リモートコンピュータにアクセスして作業することができます。
リモートマシンに接続する
ssh <user name>@<host address>
ポートを指定して接続する
ssh -p <port> <user name>@<host address>
公開鍵認証を使用して接続する
公開鍵の作成については、ssh-keygen を参照してください。
ssh -i ~/.ssh/<public key> <user name>@<host address>
公開鍵を設置する
$ mkdir ~/.ssh
$ chmod 700 ~/.ssh
$ mv <public key> ~/.ssh/<public key>
$ chmod 600 ~/.ssh/<public key>
リモート先でコマンドを実行する
SSH接続が確立することを確認できたら、リモート先でコマンドを実行することができます。
以下の例では、リモートホストでls
コマンドを実行しています。
ssh username@remote_host ls
このように、SSHコマンドの後に実行したいコマンドを入力することで、リモート先でコマンドを実行することができます。
.ssh/configを作成する
configファイルを作成することで、sshでログインする際の各種パラメータを省略することができます。
まずはconfigファイル、~/.ssh/
直下に作成します。
$ mkdir ~/.ssh
$ chmod 700 .ssh
$ touch ~/.ssh/config
configファイルを作成したら、その中にssh接続情報を記載していきます。
Host <Hostname>
HostName <Hostname>
User <Username>
Port <Port number>
IdentityFile <private key>