Rの標準機能では困難な処理は、パッケージと呼ばれる外部ファイルを組み込んで使用する。
パッケージのインストール
パッケージのインストール方法は、こちらにまとめています。
パッケージのアンインストール
remove.packages(<packages>, <library directories>, <versions>)
インストールしたパッケージを、反対にアンインストールするにはremove.packages()
を使います。<packages>
はベクトルを代入できるので、c()
を使えば複数していできます。
> remove.packages(c("package1", "package2"))
アップデート可能なパッケージを表示する
old.packages()
アップデート可能なパッケージをアップデートする
特にオプションで指定しなければ、アップデート可能なパッケージを全てアップデートします。
update.packages()
パッケージを読み込む
インストールしたパッケージを読み込むには、library()
もしくはrequire()
を使います。引数にはパッケージを指定しますが、引用符" "
で囲わないよう注意しましょう。
library(ggplot2)
require(ggplot2)
どちらの関数もパッケージの読み込みに使えますが、require()
は真偽値を返り値にとります。パッケージがインストールされていればTRUE
を、インストールされていなければFALSE
を返します。
> is_purrr_installed <- require(purrr)
Loading required package: purrr
Warning message:
In library(package, lib.loc = lib.loc, character.only = TRUE, logical.return = TRUE, :
there is no package called 'purrr'
> is_purrr_installed
[1] FALSE
どちらの関数も一度に一つのパッケージしか、読み込めません。複数のパッケージを読み込みたい場合はeasypackages
パッケージかneeds
パッケージ、pacman
パッケージを利用しましょう。
パッケージをロード後に、search()
と入力すると、パッケージに紐づくパッケージを一覧ます。
> library(ggplot2)
> search()
インストールしたパッケージを出力する
installed.packages()
戻り値はマトリクス。列名はPackage
, LibPath
, Version
, Priority
, Depends
, Imports
, LinkingTo
, Suggests
, Enhances
, Licence
, License_is_FOSS
, License_restricts_use
, OS_type
, MD5sum
, NeedsCompilation
, Built
インストールしたパッケージのバージョンを調べる
installed.packages()[,c(1, 3)]
Rtools
WindowsでRのパッケージ開発に必要なツール群。ダウンロードはhttp://cran.r-project.org/bin/windows/Rtools/から出来る。 手持ちのRのバージョンに対応した実行ファイルを選択する。
ダウンロード・インストールが完了したら、Rでdevtoolsパッケージをインストールする。
> install.packages("devtools")
インストールされているか確認する場合は、
> find.package("devtools")
と入力すると、Rにインストールされているか確認できる。
パッケージの読み込み
インストールされているパッケージは、library()
でロードできます。
> library(devtools)
インストールが出来ていればfind_rtools()
でTRUEが返ってくる。
パッケージのアンロード
detach(package:<package name>)
library()
で読み込んだものの、不要になったパッケージはdetach()
関数でアンロードできます。
> detach(package:bio3d)