時系列オブジェクトの作り方
ts
ベクトルや行列のデータからts()
関数を用いて時系列オブジェクトを作成する。
ts(data, start, end, frequency)
引数 | 説明 | 初期値 |
---|---|---|
data | ベクトルもしくは行列形式の時間経過データ | |
start | 時系列の最初を表す1つまたは2つの整数を含むベクトル | 1 |
end | 時系列の最後を表す1つまたは2つの整数を含むベクトル | numeric(0) |
frequency | 単位時間毎の観測値数 | 1 |
> data <- floor(runif(32, 10, 100))
> ts(data, start=c(2015,7), frequency=12)
Jan Feb Mar Apr May Jun Jul Aug Sep Oct Nov Dec
2015 91 85 99 34 56 70
2016 71 28 76 90 98 42 24 92 40 45 50 13
2017 66 83 76 10 97 79 29 42 41 12 60 87
2018 38 25
時系列オブジェクトから開始と終了を指定して取り出す
window
window(x, start, end, frequency)
引数 | 説明 |
---|---|
x | 時系列オブジェクト |
start | 時系列の最初を表す1つまたは2つの整数を含むベクトル |
end | 時系列の最後を表す1つまたは2つの整数を含むベクトル |
frequency | 単位時間毎の観測値数 |
> window(data.ts, start=c(2015,7), end=c(2016,6))
Jan Feb Mar Apr May Jun Jul Aug Sep Oct Nov Dec
2015 91 85 99 34 56 70
2016 71 28 76 90 98 42
時系列オブジェクトをプロットする
ts.plot
時系列のプロットにはts.plot()
関数を利用する
> ts.plot(data.ts)
See Also
リスト
異種データの集まり
データフレームの結合
データフレームにデータを追加する
データフレーム
Rで最もよく使われるデータの格納の仕方
ベクトル
順序付きの同一データ型の集まり
データ構造
データ構造について