Vagrantfileへの組み込み
Vagrant.configure("2") do |config|
config.vm.provision "shell", path: "script.sh"
end
この構文では、Vagrant.configureブロック内でconfig.vm.provisionを使用し、“shell"プロビジョニングを指定しています。 そして、pathオプションでシェルスクリプトのパスを指定しています。 この設定により、Vagrantは仮想マシンの起動時に指定されたシェルスクリプトを実行します。
プロビジョニングを試してみる
プロビジョニングを実際に試してみることで、Vagrantが設定されたシェルスクリプトを実行し、仮想環境を自動的に構築するプロセスを確認できます。以下のコマンドを使用して、プロビジョニングを行ってみましょう。
$ vagrant up --provision
もしくは、既に仮想マシンが起動している場合は、以下のコマンドを使用して再度プロビジョニングを実行できます。
$ vagrant provision
vagrant up --provision
コマンドは、仮想マシンを起動すると同時にプロビジョニングを行います。これにより、仮想環境が初めて作成される際に自動的にシェルスクリプトが実行されます。一方で、vagrant provision
コマンドは、既存の仮想マシンに対して手動でプロビジョニングを実行するために使用されます。
Ref.
Shell Scripts - Provisioning | Vagrant | HashiCorp Developer