ヘルプを見る方法
Nushellのコマンドラインで、help
と入力した後、その後ろにヘルプを見たいコマンドを入力することで、そのコマンドのヘルプを表示することができます。
help <command>
例えば、ls
コマンドのヘルプを見たい場合は、以下のように入力します。
help ls
これににより、ls
コマンドのヘルプが表示されます。
エイリアスを作成する方法
Nushellでエイリアスを作成するには、alias
コマンドを使用して、エイリアスを定義します。
以下の例では、ls
コマンドをl
というエイリアスに設定しています。
alias l = ls
このように、alias
コマンドを使用して、新しいエイリアスを定義することができます。
上記の例では、l
というエイリアスをls
コマンドに割り当てました。
エイリアスを使用するには、エイリアス名を入力するだけで、コマンドを実行できます。
l
これにより、ls
と同じ出力が表示されます。
エイリアスのリストを表示する方法
Nushellで定義されたエイリアスのリストは、$nu.scope.aliases
で表示されます。
環境変数
環境変数の表示
環境変数の一覧を表示するには、env
コマンドを使用します。
> env
環境変数の読み出し
環境変数は$env.VARIABLE
の形式で読み出すことができます。ここでVARIABLE
は環境変数の名前のことです。例えば、$env.OS
を使用すると、現在のシステムのOSを表す環境変数を取得できます。
> $env.OS
Windows_NT
例えば、Windowsの場合は、Windows_NT
という値が出力されます。
環境変数の設定
環境変数を設定するには、let-env
コマンドを使用します。以下のように、let-env
コマンドに環境変数名と値を指定することで、環境変数を設定することができます。
> let-env FOO = 'BAR'
環境変数の削除
環境変数を削除するには、hide-env
コマンドを使用します。以下のようにhide-env
コマンドに環境変数名を指定することで、環境変数を削除することができます。
> hide-env FOO
コマンド
cd
コマンド
cd
コマンドは、カレントディレクトリを変更します。
使用例
> cd ~
Ref.
exec
コマンド
exec
コマンドは、引数のコマンドを実行します。Windowsでは、指定されたコマンドの終了に応じて現在のプロセスも終了します。
使用法
> exec <command>
使用例
exec $env.EDITOR
を使用すると、エディターを実行できます。このコマンドは、環境変数EDITOR
に設定されているエディターを起動します。
> exec $env.EDITOR